『No Face』 Haley Heynderickx 和訳

Face me
Face me entirely
Tell me
Tell me what's wrong here
Is it the bridge of my nose
Or the backs of my skin
Is it the pull of my hips
That you couldn't let in

私としっかり向き合って
何が気に入らないの?
鼻筋や肌の色
それとも体を許さないこと?

Is it the bridge between worlds
That makes you feel alone
Well I wish that I had known
You're alone
Well I wish that I had known

国境が生み出すわびしさ
あなたの孤独をもっと感じられたなら

Is it the bridge of my hair
Or the back of my skin
Is it the weight in the room
That you couldn't hold in

髪型や肌色
あなたが耐えられなかったこの部屋の空気

Is it the bridge between worlds
That makes you feel alone
Well I wish that I had known
You're alone

国境が生み出すわびしさ
あなたの孤独をもっと感じられたなら

 

初投稿です。

輸入盤しかない音源だと当たり前ですが解説や訳詞が載っておらず、めっちゃ良い曲なのに歌詞の意味がわからん!となるので、拙い和訳で恐縮ですがブログをはじめてみました。僕と同じアーティストや楽曲を好きな方がいらしたら、この記事が曲の世界観をイメージするきっかけに少しでもなればとても嬉しいです。もしも違った解釈や、この訳は間違っている!などのご意見がございましたらぜひともコメントいただけますと幸いです。

ということで、第1回目の投稿はHaley Heynderickx(ヘイリー・ヘインドリックスと読むそうです)というアメリカ人シンガーソングライターの一枚目のフルアルバム『I Need Start a Garden』(このタイトルめっちゃ好き。直訳すると『庭をはじめる必要がある』)収録の「No Face」という曲。なぜこの曲を選んだかというと、アルバムの1曲目だから。

僕がこのアーティストを知ったきっかけは、Spotifyのランダム再生(アルバムを聴きおわるとなんか勝手に始まるラジオ?みたいなやつ)で同アルバム収録の「Oom Sha La La」という曲が偶然流れたからです。僕は不真面目なリスナーなので、だいたい初めて聴く曲(しかもSpotifyが勝手に流してる曲)はそんなにしっかり聴いておらずほとんどの曲が印象に残らないのですが、この曲は違いました。僕が最初に想起したのはVelvet UndergroundNicoのボーカル。曲調もなんとなくLou Reed感があって、まあ簡単に言えば僕の趣味にブッ刺さったのです。(この曲に関してはもっと語りたいことがたくさんあるのですが、「Oom Sha La La」和訳の記事のときに書くことが無くなってしまいそうなのでこの辺にしておきます。)

No Faceは直訳するとカオナシだそうです。それ以外の意味もあるのかな?ジブリ好きとしてはどうしても千と千尋の神隠しを想起してしまいますが、おそらくあのカオナシでは無いと思うので、なにか別の意味でしょう。和訳してみた歌詞の内容から考察すると、しっかり向き合ってくれない(向き合うことができていない)こと=No Faceというようなニュアンスでしょうか。

1曲目から弱音を吐くのもなんですが、この曲の訳ほんとに難しくて、ほとんど意訳になってしまいました…。先にも書きましたが異なった解釈があればぜひぜひ教えていただけると嬉しいです。

投稿ペースゆっくりになりますが、とりあえずこのアルバム収録の全8曲を曲順に和訳していこうと思います。それでは。